おいしい水、自立、盛田隆二、アドラー

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盛田隆二 おいしい水

読書ブログです。

今回は最近大好きな盛田隆二さんの「おいしい水」

幼稚園児の子供がいる主婦の物語。

男女関係の話(不倫だ浮気だなど)が出てきて若干マンネリ感がありつつ読み始め。

なんだかんだ、後半はぶわっと引き込まれて読んでしまった。

感想など。

盛田隆二さんの作品はどれもリアリティがある。

先に書いた男女関係うんぬんてのも毎回出てくるわけだがリアルだからこそかもしれない。

主人公は変われど現代に起こっている事の問題に男女関係は切ってもきれないのかな、と思ったり。

今回の主人公は集合住宅に住む専業主婦、社会との接点を求めてパートを始める、そんな所から物語始まる。

集合住宅のママ友との関わり、仕事場での関わり、取引先、ひょんなことから始まるメル友との関わり、

義理父母との関わり、そして夫、子供との関わり。

一つ一つの関わりが単独ではなく複雑に絡み合って人間関係を形成している。

誰かが喜べば誰かが悲しむかもしれない、そんな気遣いのある主人公は偽善者と言われたり。

基本、盛田隆二さんの作品の主人公たちは、相手の立場に立って物事を考える素敵な人である。

そんな人でも、他者からは偽善者と言われたり理不尽と感じる行為も受けたりする。

まさにここいらがリアルだな、と思う一因なんだろう。

そう、そして絡み合う人間関係、色々な人の思惑が単純な行動が問題を(問題と思う人に)訪れる。

そんな荒波のような現実に生きる主人公は徐々に自立していく。

自立とは、自分の人生を自分の選択で生きる覚悟をすることだと思う。

主婦だからこれは我慢する、とか、よい妻とはこうあるべき、とか、主人公は当初このような考えに葛藤する。

それが徐々に、自分はなにをしたいか?どうなりたいのか?に切り替わっていく。

本書の中でもラスト近くに「強くなったね」と主人公は色々な人に言われる、まさに自立とはパワーのあることだと思う。

なんだかんだ、ラストは爽やかに終わるのでやはり盛田隆二さんの作品は好きです。

ところで、この本を読んでいてアドラー的だなと思ったことがある。

アドラー的な話。

アドラー心理学の掲げる目標といううものがある、以下は幸せになる勇気より抜粋。

行動面の目標
①自立すること
②社会と調和して暮らせること

心理面の目標
①わたしには能力がる、という意識
②人々はわたしの仲間である、という意識

幸せになる勇気P38より抜粋

まさに主人公は上記の目標を満たして物語はラストを迎えていると思う。

行動面、心理面のそれぞれ①②は密接にリンクしていると思う。

わたしは能力がある、と思えるから、自立して生きる選択をする、

人々はわたしの仲間である、と思えるから、社会と調和して暮らせうと思えるのだと思う。

この主人公は②については当初から意識して生きているように思えた。

①の自立が本書の中で大きく変化した(僕が意識を大きく向けた)部分なのだと思う。

そうかぁ、自立ってのに意識してるもんなぁ、最近。

自分も盛田隆二さんの本の主人公のような素敵な人になるぞー!!なんて思うのでした。

終わりに。

リアルな世界ってそんなにドラマなんてないもんだよなぁ。

ドラマを求めるよりも日々を楽しく楽に生きることがいいなぁ。

そういえば本書の中でも主人公がそんなこと言ってたな。

肩の力を抜いて楽に、身体がゆるめば心も緩むものねぇ。

あー良い読書時間でした。

では、また。

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